中受沼にはまっていると、書店に並んでいる中学受験関連の書籍にも目が行ってしまい、
ついつい買ってしまいますよね。
という事で、今回は私が読んだ【中学受験関連書籍】を紹介してみようと思います。
SNS上では有名な方で、youtube などにも出ておられる じゅそうけん さんの本
「中学受験はやめなさい」 実業之日本社
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中学受験はやめなさい 高校受験のすすめ [ じゅそうけん ] 価格:1650円 |
我々にとっては、タイトルがなかなかキャッチーですよね。
という事で、個人的に気になった内容と、感想は以下の通りでございます。
「中学受験はやめなさい ~高校受験のすすめ~」 じゅそうけん
●高校受験をすすめる理由はこの3つ
①競合が弱い
優秀層は、中学受験でみんな抜けて、残った層で高校受験を戦う。
中受組は総じて親の学歴や教育費への投資も際限なく、そこで戦うよりも高校受験で戦う方が勝機がある。
②学費が安い
公立の学費と私立の学費を考慮すれば言わずもがな。
【中学受験したら】✭中学受験塾➡300万円 & 中高一貫校学費➡700万円
合計1000万円
【高校受験なら】 ✭高校受験塾➡150万円
③数学の勉強が大学受験に直結する
中学受験の算数は、大学受験には直結しない考え方で問題を解く。
一方、高校受験は大学受験の数学の基礎部分なので、大学受験へ直結している。
その他にも
✭早慶付属高校であれば、3教科で受験できる。(中受は4教科必要)
など
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中学受験はやめなさい 高校受験のすすめ [ じゅそうけん ] 価格:1650円 |
内申点について
公立中学で、先生に好かれずに内申点が取れない心配がある。
しかし、内申点を取るのは、社会人で生きていくスキルと一緒。
周りの人や、嫌な上司(先生)とどう上手くやっているのかを学ぶ場として、意味が大いにある。
公立進学高校ランキング
(本には全国版がのっています)【東京・神奈川のみ一部抜粋】
S+ 日比谷 翠嵐
S 小石川
S- 西 湘南
A+ 国立
A- 戸山
B 青山 武蔵
B- 立川 八王子東 新宿 桜修館 両国 厚木 川和 柏陽 横浜SF 横浜南 相模原
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中学受験はやめなさい 高校受験のすすめ [ じゅそうけん ] 価格:1650円 |
(コスパ良く)東大に受かる合格戦略➡公立中→公立中→東大
①小学生時代に英語をしっかりと。スポーツも両立させて、基礎体力もつけておく。
②中学3年春までには、中学3年間の範囲を完璧と言えるまでに仕上げる(塾利用でもそのカリキュラムになっている塾に通う)
その他にも
「早慶に受かるための高校受験戦略」
「医学部に受かるための高校受験戦略」
「地方在住の高校受験戦略」
「不登校・発達障害の高校受験戦略」
「都道府県ごとの高校受験戦戦略」
などが記載されています。
個人的感想
個人的には、あまり目新しい情報はなかったのですが。(苦笑)
なるほどな、と思ったのは、
「内申点を取るのは、社会に出て会社の中で出世してゆく時に必要なスキルと似ている」
という点でしょうか。
ちょっと合わない先生(上司)とも、ある程度うまく付き合う振る舞う事は、
大事なことだと思います。全てが自分に近い価値観の人とは限りませんし。
ただ、結局私立に行っても、似通った経験・体験はできると思うので、
必ずしも公立中で身に着ける必要はないです。
あと、中受の算数は難易度が異様に高いし、テクニックも必要になりますが、
算数の考え方自体は、SPIのような試験でかなり優位になると思うので、軽視するべきではないかなと思います。
社会に出たら、むしろ数学の知識のほうが使わないですし。
ただ、読み物としては、受験生のエピソードや、学校の特徴なども書いてあり
なかなか面白い本でした。
ご興味あれば⇩
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中学受験はやめなさい 高校受験のすすめ [ じゅそうけん ] 価格:1650円 |


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